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振り逃げは恥ずかしい?振り逃げで完全試合はありえるか?

スポーツ
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2022年4月17日のプロ野球、ロッテ対日ハムの試合で、益田直也選手の暴投により、日ハム選手が”振り逃げ”で出塁という珍しいプレーが見られました。ある条件を満たすことで、バットを振らずとも出塁できるルールですが、実際に振り逃げで出塁するのはなかなか珍しいことでもあるため、振り逃げが起こるとSNS上やネットニュースでも話題になりますよね。書き込みの中には、「振り逃げ恥ずかしい!」といったものもありましたが、「振り逃げは恥ずかしい」とはどういうことなのでしょうか?

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振り逃げは、なぜ恥ずかしいのか?

まず振り逃げとは、簡単に言うと

・打者がバッターボックスに立った時点で、すでに2アウトの状態である
・その打者が2ストライクをとり、あと一球で3アウト→攻守交代となる状況
・投手が投げた球をキャッチャーがノーバウンドで捕球できなかった

という状況になった場合、バッターは球を打たずとも出塁できることを言います。

実は、この振り逃げという現象は正式名称がなく、”食い逃げ”と表現されることもあるとか。

ルール上では正規の出塁なのですが、

・ヒットやホームランを出さずに堂々と出塁するのは恥ずかしい
・三振なのにベンチに帰れないのは恥ずかしい

と相手チームのファンなどから揶揄されることもあります。結論から言うと、選手はチームのために出塁しているのであって、振り逃げができる条件下でたまたまキャッチャーの捕りこぼしがあったのですから、「恥ずかしい」という問題ではないと思いますが!

今回は特に、

・日ハムは、この試合初の出塁が振り逃げだった
・この振り逃げで流れが変わり、ロッテはノーヒットノーランが達成できなかった(後述)

という理由や意味合いもあったのだと思います。

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振り逃げ後の試合の展開は?2022年4月17日試合をざっくり解説

この試合ではロッテの佐々木朗希投手の2試合連続完全試合がかかっており、より注目をあびる試合でした。しかし、8回で井口監督が佐々木朗希投手を交代。交代でマウンドに上がった益田投手の投球により、日ハム宇佐美選手が振り逃げ。その結果起こったことは・・・

完全試合の記録がとぎれた(出塁があると完全試合とならない)
・試合の流れが変わり、10回で日ハム万波中正選手がホームランを打って日ハムの勝利となったため、ノーヒットノーランともならず。

すごい展開ですね。記憶に残る試合となったことは間違いないです。

振り逃げで完全試合はありえる?ノーヒットノーランは?

今回の振り逃げ試合の結末を簡単にお伝えしましたが、この試合、もしも佐々木投手の投球で振り逃げとなっていた場合、完全試合は成立するのでしょうか?答えはノーです。27人を連続で押さえ(1回から9回まで連続3アウト)出塁をさせないことが完全試合の条件のため、振り逃げの出塁でも完全試合ではなくなってしまいます。ただし、振り逃げは記録上では三振となるため、ノーヒットノーランの記録は継続できます!今回は残念ながら日ハムにホームランが出たのでノーヒットノーランにはなりませんでした。

振り逃げについてまとめ

振り逃げはプロ野球界でもしょっちゅうみられることではありませんが、今回のロッテ×日ハムの試合は、記録もかかっていたことで大注目を浴びましたね。振り逃げというルールをはじめて知った方も多いと思いますが、正規のルールであり、試合の流れが変わる可能性さえあるものだとわかりました。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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