セーターを洗濯したあと、
「ハンガーに掛けたら肩が出てしまった」
「袖や裾が伸びてしまった」
「お気に入りのニットが型崩れしてしまった」
という経験はありませんか?
セーターは、普通の衣類と同じように干してしまうと、型崩れしやすい衣類です。
特に洗濯直後は水分を含んで重くなっているため、ハンガーに吊るすと重みで伸びやすくなります。
そこで、セーターをきれいな形のまま乾かすためにおすすめなのが平干しです。

この記事では、型崩れしにくいセーターの干し方や、平干しネットがない場合の方法、ハンガーを使う場合の注意点、おすすめの洗剤・便利グッズまで紹介します。
セーターを型崩れさせない干し方は「平干し」が基本
セーターを型崩れさせたくないなら、基本は平干しです。
洗濯後のセーターは水を含んで重くなっているため、ハンガーに掛けると肩や裾などに重さが集中し、伸びや型崩れにつながることがあります。
特に、
- 厚手のセーター
- ローゲージニット
- ウール素材
- 重みのあるニット
- 大きめサイズのセーター
などは、平干しにするのが安心です。
セーターの正しい平干し手順
平干しするときは、ただネットの上に置けばいいわけではありません。

次の手順で干しましょう。
① 洗濯表示を確認する
まずはセーターの洗濯表示を確認します。
家庭で洗える表示があるか、どのような干し方が指定されているかをチェックしましょう。

洗濯表示で家庭洗いができないものは、無理に自宅で洗わずクリーニング店などに相談するのが安心です。
② 洗濯が終わったらすぐに取り出す
洗濯が終わったセーターを洗濯機の中に放置するのは避けましょう。
脱水後はできるだけ早く取り出します。
③ 軽くたたいてシワを伸ばす
セーターを広げ、手のひらで軽くたたくようにしてシワを伸ばします。
このとき、強く引っ張る必要はありません。
首元や袖、裾なども、本来の形になるようにやさしく整えます。
④ 平干しネットに広げる
身頃だけでなく、袖までネットの上に乗せることがポイントです。
袖がネットから垂れ下がっていると、その部分に水分を含んだ重さがかかって伸びやすくなります。
⑤ 本来の形に整える
干す前に、
- 肩幅
- 身幅
- 袖の長さ
- 裾
- 首元
などを整えます。
「乾いてから直せばいい」と思わず、濡れているうちに形を整えておくのがポイントです。
⑥ 風通しのよい日陰で干す
セーターは、風通しのよい場所で干しましょう。
ウール製品については、黄ばみを防ぐためにも陰干しがすすめられています。

部屋干しの場合は、サーキュレーターや扇風機などで風を当てると乾きやすくなります。
「平干しネット」のおすすめは?
平干しするために便利なのが、平干しネットです。
セーターを面で支えられるので、ハンガーに吊るすよりも重さが一部分に集中しにくくなります。
ダイヤ フランドリー 平干しネット
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セーターやニットの伸び・型崩れ対策として使える平干しネットです。
お風呂場などで使えるタイプもあるので、部屋に干す場所がない場合にも便利です。
無印良品 ナイロンメッシュ 平干しネット
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シンプルなデザインが好きな人には、無印良品の平干しネットも候補になります。
2段タイプなら、セーターを複数枚干したいときにも使いやすいでしょう。
平干しネットがないときはどうする?
「平干しネットを持っていないからセーターが干せない」ということはありません。
家にあるものを使って代用する方法もあります。
ピンチハンガーを使う
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ピンチハンガーの上にセーターを広げ、できるだけ平らにして干す方法です。
洗濯バサミでセーターを直接挟むのではなく、セーター全体を面で支えるようにします。
物干し竿に二つ折りで掛ける
軽めのセーターなら、物干し竿に二つ折りで掛ける方法もあります。
この場合も、袖を垂らしたままにせず、袖まで竿に乗せるようにしましょう。
ただし、厚手で重たいセーターは重さで伸びやすいため、平干しネットを使うほうが安心です。
セーターをハンガーで干しても大丈夫?
「平干しする場所がないから、ハンガーで干したい」という人も多いでしょう。
結論としては、すべてのセーターがハンガーNGというわけではありません。
軽くて目の細かいセーターなら、素材や洗濯表示を確認したうえでハンガーを使える場合があります。
一方、
- 厚手
- 重い
- ローゲージ
- 水分をたくさん含む
- 伸びやすい素材
のセーターは、平干しがおすすめです。
普通のハンガーにそのまま掛けるのは避けたい
濡れたセーターを普通のハンガーに掛けると、肩の部分に重さが集中するため、肩がポコッと出たり、身頃が伸びたりすることがあります。
特にお気に入りのニットや高価なセーターなら、ハンガーより平干しを選んだほうが安心です。
どうしてもハンガーを使うなら?
ハンガーを使う場合は、セーターを普通に掛けるのではなく、重さを分散させることを意識しましょう。
例えば、
- セーターを縦半分に折る
- ハンガーの肩部分に身頃を乗せる
- 袖もハンガーの片側に乗せる
- 裾も反対側に乗せる
というように、セーターの重さが肩だけに集中しないようにします。
ただし、これはあくまで平干しできない場合の工夫。
型崩れをできるだけ防ぎたいなら、平干しが一番安心です。
セーターを洗うときに気をつけたいこと
型崩れを防ぎたいなら、干し方だけでなく洗い方も見直してみましょう。
洗濯表示を必ず確認
どんなにお気に入りの洗剤を使っても、洗濯表示に「家庭での洗濯禁止」があるものは自宅で洗わないようにしましょう。
カシミヤやアンゴラなど、素材によっても注意点が異なります。
使用する洗剤も大切
洗濯表示で家庭洗いができるセーターなら、おしゃれ着用洗剤を使う方法があります。
例えば花王の「エマール」は、セーターの洗い方として、洗濯ネットに入れておしゃれ着コースで洗う方法を紹介しています。
洗濯機を使うときのポイント
洗濯機で洗う場合は、セーターをたたんで洗濯ネットに入れ、おしゃれ着コースなどを使用します。
洗濯機のコース名は機種によって異なり、
- おしゃれ着
- ドライ
- 手洗い
- ソフト
- おうちクリーニング
などの名称があります。

手洗いの場合は、セーターを強くもんだりこすったりせず、やさしく押し洗いします。
洗濯ネットはセーター1枚につき1枚
洗濯機で洗えるセーターの場合、洗濯ネットに入れて洗います。
ネット1枚につき衣類1枚、衣類にぴったり合うサイズのネットを使うことをすすめています。
大きすぎるネットに入れてしまうと、中で衣類が動きやすくなるため、サイズにも注意しましょう。
熱いお湯は避ける
手洗いする場合、花王では30℃以下の水をすすめています。

水温が高いと、素材によっては縮みや色落ち、風合いの低下などにつながる可能性があります。
型崩れしないために避けたい干し方
これは避けたい!という干し方を4つお伝えします。
濡れたセーターを普通のハンガーに掛ける
最も避けたい干し方の一つです。
濡れた状態ではセーターが重くなっているため、肩などに負担が集中します。
袖を垂らして干す
平干ししていても、袖がネットから垂れ下がっていると、その部分に重さがかかります。
袖までしっかりネットの上に乗せましょう。
洗濯バサミで直接挟む
セーターを洗濯バサミで挟んで吊るすと、生地に負担がかかったり、跡がついたりする可能性があります。
できるだけ面で支えることを意識しましょう。
直射日光に当てる
特にウール製品は、陰干しが基本です。
色あせや黄ばみが気になる場合は、直射日光を避け、風通しのよい場所で乾かしましょう。
セーターを型崩れさせないためのポイントまとめ
セーターをきれいな形のまま長く着たいなら、次のポイントを覚えておきましょう。
洗う前
- 洗濯表示を確認する
- 家庭で洗えるか確認する
- おしゃれ着用洗剤を選ぶ
- 洗濯機なら洗濯ネットに入れる
洗った後
- 洗濯機からすぐ取り出す
- 軽くたたいてシワを伸ばす
- 身頃・袖・裾の形を整える
干すとき
- 厚手・重いセーターは平干し
- 袖までネットの上に乗せる
- 風通しのよい場所で干す
- ウールなどは陰干しする
そして、型崩れを防ぐうえで特に大切なのが、「濡れた重たいセーターを普通のハンガーに吊るさない」ことです。
平干しネットがあれば、セーター全体を支えながら干せるので、型崩れ対策がしやすくなります。
「セーターを洗うたびにハンガーからずり落ちる」「肩が出てしまう」という人は、一度平干しを試してみてください。
お気に入りのニットを長くきれいに着るためにも、洗い方・脱水・干し方までセットで見直すのがおすすめです^^

