サンルミエの電気代は高い？他暖房器具との違いや節電方法は？

暖房器具を買いたいけど、「サンルミエって電気代が高いの？」と購入を迷っている方へ。
確かに、遠赤外線ヒーターは“じんわり暖かい”一方で、「電気代が高い」という口コミも見かけます。

しかし実際には、使い方や機種によってはしっかり電気代を抑えられるのがサンルミエの魅力です。
この記事では、サンルミエの電気代を他の暖房器具と比較しながら、上手に節約する方法までわかりやすく解説します。

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画像出典：公式サイト
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サンルミエの電気代は高い？実際の消費電力と1時間あたりの目安

サンルミエは遠赤外線を利用して部屋を暖める「パネルヒーター型」の暖房器具です。
エアコンのように風を出さず、乾燥しにくく静かな点が人気ですが、その反面「電気代が高い」と感じる人も。

実際の消費電力を見てみましょう。

サンルミエは「セラミックコーティングパネル」が発熱し、遠赤外線で壁や床、人体を直接温めます。空気よりも体を暖めるタイプなので、室温より“体感温度が高い”のが特徴です。

ただし、瞬間的に温風を出すわけではないため、部屋全体を暖めるまでに少し時間がかかります。

その分、一度暖まれば冷めにくいという特性があり、電源オフ後も余熱で快適さが続きます。

サンルミエの主なモデルをもとに、1時間あたりの電気代を計算してみましょう。
（※電気料金単価：31円/kWhで算出）

モデル名	消費電力（強）	電気代/1時間	暖房目安（木造高断熱）
サンルミエ・エクセラ7	700W	約21.7円	8畳
サンルミエ・エクセラ5	570W	約17.7円	6畳
サンルミエ・キュート	800W	約24.8円	8畳
サンルミエ800SD	800W	約24.8円	8畳
サンルミエ・Pro	800W	約24.8円（平均625W/h＝約19.4円）	8畳
サンルミエ・タイマー付エコモード＋	800W （平均30％節電）	約17.4円	8畳

モデルにより少し差はありますが、1時間あたり20円前後。
1日8時間使っても約160円程度（1か月約4800円）と、エアコンの長時間運転とほぼ同等です。

弱モードならさらに安く、例えばサンルミエキュートの弱（400W）は8時間使用で約100円です。エクセラ7は325Wまで下げられるので、さらに電気代が安いですね。

実際の電気代が特別高いわけではありません。
ただ、サンルミエは“じんわり暖まる”特性があるため、つけっぱなしにしがち。
この「使用時間の長さ」が電気代の高さにつながるケースが多いです。

サンルミエの電気代を判断するために、他の暖房器具との比較もしていきます。

暖房の仕組みや得意分野が違うため、ライフスタイルによってどの暖房器具が「コスパが良い」と思えるか、それぞれ異なると思います。

エアコンは空気を温めるため、部屋全体を早く暖めることができます。
ただし、風が乾燥を招き、室温設定によっては消費電力が上がる傾向があります。

メーカーや室温、部屋の広さにより変動しますが、27℃設定で約16～35円/時ほどです。

サンルミエは体を直接温めるため、同じ温度設定でも体感が2〜3℃高いと感じやすく、低出力でも快適に過ごせるのがメリットです。

種類	主な特徴	1時間あたりの電気代	向いている人
オイルヒーター	ゆっくり暖まる・乾燥しにくい	約27〜35円	赤ちゃん・高齢者がいる家庭
セラミックファンヒーター	即暖・風が出る	約20〜30円	朝の支度・短時間利用
サンルミエ	遠赤外線で体を直接温める	約17〜25円	長時間使用・在宅ワーク